令和4(2022)年度 日本教育大学協会全国美術部門協議会

第61回 大学美術教育学会 宮崎大会

大会テーマ「次世代型美術教育モデルの構築に向けて」

 


開催日時:2022年 9月17日・18日

令和4(2022)年度 日本教育大学協会全国美術部門協議会/第6 大学美術教育学会 宮崎大会は、美術部門協議会や総会等は現地開催によるライブ配信、研究発表等はオンデマンド配信(一部ライブ配信)としたハイブリッド型の「オンラインによる大会」として開催します。

 

お知らせ


  • 協議会、シンポジウムの動画を掲載いたしました。
  • 口頭発表・ポスター発表の視聴は終了しました。
  • 台風14号の影響により、部門、学会総会は後日、メール審議を行います。

 





ごあいさつ

 この度は、令和4年度日本教育大学協会全国美術部門協議会、並びに第61回大学美術教育学会宮崎大会にご参加いただきありがとうございます。
 本来ならば、協議会及び学会において対面でご議論いただき、また懇親会等では会員のみなさまの相互交流を深めていただきたいところです。しかしながら、ワクチン接種も進み行動制限も原則廃止されたとはいえ、医療のひっ迫状況等に改善の兆しがみられない中で、本部との検討も重ねました結果、今年度の大会がこうした開催形態の最後になることを願いつつ、一昨年度の宇都宮大会と昨年度の山形大会に続きオンラインで実施することにいたしました。
 開催校の所在地である宮崎市は、県の南東部に広がる宮崎平野の南端に位置して明るい海が間近であり、冬季も温暖で晴天が続くことから、プロ野球、プロサッカーチーム等のキャンプ地として知られています。
 美術教育に目を向けますと、戦後の代表的な美術教育運動である創造美育協会の創立に関わった、現代美術の先駆者・瑛九の出身地であり、市内の宮崎県立美術館には常設の瑛九展示室が設けられています。本冊子には、彼の晩年の代表作『田園B』の画像を掲載しておりますが、会員のみなさまには、機会がありましたら当地にお越しいただき、その他の作品と併せて実物の迫力を味わっていただければ幸甚です。
 さて、本大会のテーマは「次世代型美術教育モデルの構築に向けて」です。現在、いわゆるVUCA時代を生き抜いていく子どもたちの資質・能力を育成するために、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習や、その指導方法等の充実が求められています。これらは元来、感性の力である想像力を働かせ、知性と身体とを協働させながら創造や鑑賞行為を実践する美術教育において、当たり前に学ばれていることでもあります。美術教育の側からみれば、ようやく時代が追いついてきたといっても過言ではないでしょう。
 一方、学校教育現場では、高度化する情報社会に必須な能力を養成するために、プログラム教育の導入やICT教育の充実などが、待ったなしの課題になっています。もちろん美術教育も例外ではありません。しかし、人類発祥と同時に始まる広義の美術の流れを顧みれば、常に先端のテクノロジーとメディアを創作行為に活かして、新たな表現を拓いてきた事実に突き当たります。
 本大会企画のシンポジウムでは「STEAM教育とアート」をテーマといたしました。プログラム教育等に巻き込まれるのではなく、先端のテクノロジーも素材や表現手段の一つとして、創作活動を拡充しながら次世代の教科横断的な教育をけん引していく、いわば「ASTEM教育」の可能性について考える端緒を開くことができれば、開催校として望外の喜びです。
 変わらず大切に守り続けていくことと、新たに挑戦していくべきことの両面を視野に、美術教育の研究と教育実践のさらなる発展と充実を祈念いたしまして、本宮崎大会開催のごあいさつに代えさせていただきます。


宮崎大会運営委員長
石川 千佳子
(宮崎大学教育学部)


諸連絡

  • 今年度の大会もオンラインによる実施のため、参加費は徴収しません。
  • 研究発表を視聴される際には配布してあるパスワードの入力が必要です。
  • 大学美術教育学会会員でない方で閲覧を希望される方は申込方法のページから申請をしてください。
  • 終了後、アーカイブ(研究発表等)を9月25日まで配信します。
  • 大会概要集はPDFで作成し、大会前日に掲載いたします。大会終了後、協議会と講演会の内容を掲載し、「宮崎大会概要集+大会記録集」として会員全員に作成・発行します。
  • 口頭発表、ポスター発表、企画等に関する、各ライブ配信とオンデマンド配信は、無断での録画・撮影・録音または資料等の再配布を禁止いたします。皆様のご協力をお願いします。